本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2003年3月14日 日経平均株価8,002.69(+134.13)
アメリカ・ヨーロッパ市場の急伸を好感し、日経平均は反発しましが、あまり勢いのある上昇とはなりませんでした。出来高もSQ分を除けば7億株前後と推定され、底打ち感はありません。

最近、代行返上や持合い解消の機械的売りが問題になっていますが、私はこの値段で投売りしている、企業や銀行の本音はどうなのか知りたいですね。一昔前に流行った「赤信号みんなで渡れば怖くない」ということなんでしょうか。

株安が銀行経営に与える影響から、持ち株制限や解消売りをしている訳ですが、日経平均は3万8000円から下落して現在8000円です。もうあと最大8000円の下落リスクしか残っていないのです。この水準から下落リスクをどうこう言うのは、ちょっと私には理解できません。

現在、世界情勢・景気動向など良い話はありませんが、それだからこそこんな安い水準で株が買えるということを忘れてはいけません。来週も楽しみです。

本日の取引: 東レ1000株を薄利で利食い。 帝人2000株買い。




2003年3月13日 日経平均株価7,868.56(-74.48)
日経平均は早くも反落。前場は小高く推移してましたが、後場になるとマイナス圏になり大引けは本日の最安値。なんとも後味の悪い相場でした。

本日の日経の記事ですが、金融庁の幹部連中が行ったシミュレーションによると7000円はまだ許容範囲なんだそうです。よくもまあ、こんなことを平気で言えると感心します。これでは7000円までは、どうぞ売って下さいと言っているのと同じです。また日銀の速水氏の発言も相変わらず、市場を理解していないですね。確かにテクニカル的には速水氏の言う通りかも知れませんが、そう言う問題ではないでしょう。まぁ両者とも悪気はないのでしょうが、マーケットに対する感受性の悪さには、ただただ呆れてしまいます。

昨日は余計な事はするなと書きましたが、余計なことも言うなと追加しておきます。(笑)



2003年3月12日 日経平均株価7,943.04(+80.61)
このところの急ピッチの下げで、流石に今日は買い戻しが優勢でしたが、出来高・売買代金とも低調で、あまり芳しくはありません。

政府の株価対策が話題になっていますが、私の意見としてはこの期に及んで、もう余計な事はしてくれるなと言う感じです。マーケットを鉄火場としか考えていない連中が、一時しのぎの対策を出しても、去年のような後遺症相場になるだけです。

本日の取引
1330上場インデックスファンド225買い。
9694日立ソフトウェアエンジニアリング買い。



2003年3月11日 日経平均株価7,862.43(-179.83)
日経平均は本日も大幅に続落しました。

これで値幅的には、かなり良い水準まで来ましたね。まだ時間調整が必要でしょうが、ここから弱気になる必要は無いと思います。

多くの投資家は値幅での調整はある程度我慢できるのですが、時間で調整されると我慢出来なくなります。何故かと考えると、やはり資金管理が甘いからだと思います。私はこれと言った投資哲学は持っていませんが、資金管理に関しては徹底しています。

その方法は、口座資金の50%以下で常に売買する。ただこれだけす。一見効率が悪そうですが、これがもっとも効率が良いのです。何故かは考えて見て下さい。理想を言えば30%以下ですがね。

本日の取引はありません。



2003年3月10日 日経平均株価8,042.26(-101.86)
今日はつまらん解説はしません。皆さんも散々やな話を聞かされていることでしょうから。

テレビや新聞では大げさに8000円割れを煽っていますが、私の感覚では、個人投資家はそんなに痛んでいないと感じます。私が見て回る個人のHPでも年初からの低位株相場で、まだ結構儲かっている人が多い。去年の11月・12月の方が実際に相場を張っている個人投資家は大変でした。この辺がキーポイントですかね。やがて時間がすべてを解決してくれます。

本日の取引= 5333日本ガイシ2000株 3402東レ1000株 買い。