本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2003年1月17日 日経平均株価8,690.25(+81.08)
出来高は久しぶりに9億株台にのりました。しかし売買代金は6200億で、昨日までと同様、まだ低・中位株の水準訂正の域をでません。

本格的な上昇相場になるには、なにかテーマが欲しいところです。テーマの無い相場は、やはりボックス圏の動きに戻らざる得ないのかなと思います。

まあ、そもそもテーマなど、証券会社が都合の良いように演出するものですが、上昇相場には欠かせないものです。

本日の取引=3402東レ3000株売り(+5万円)




2003年1月16日 日経平均株価8,609.17(-2.58)
NY安の影響で朝方は売りが先行しましたが、後場は下げ渋りました。出来高は8億株台に乗りましたが、注目している売買代金の方はそれほど増えず、売られすぎた中・低位株が売買の対象になっているようです。

本日、今年はじめて売買しました。
プロ野球選手はペナントが始まる前、もしかしたら今年は1本もヒットが打てないのではないかと、かなり実績のある選手でも不安になるそうです。株も同じで、最初の利益を確保する迄、もしかしたら今年は利食いが出来ないのではないかと不安に思うこともあります。

そんな訳で今日は、7011重工を僅か6万円ですが利食いました。これで少し気が楽になり、今年もいままで通りやれると自分に言い聞かせた次第です。

本日の取引=7011三菱重工2000株売り、6751日本無線1000株買い。



2003年1月15日 日経平均株価8,611.75(+58.69)
日経平均は続伸。売買代金も昨日から徐々に増えつつあり、まあ悪い感じではありません。

今日の終値で25日移動平均に近づきました。私は25日移動平均をそれ程、意識している訳ではありませんが、上昇過程では昨年の夏から不思議と、ここが抵抗線となります。12月に一度大きく25日移動平均を超え、今度は下値抵抗線となるはずでしたが、新税制などの影響もあってか、ズルズルさがり今日に至ってる訳です。

まだ市場は疑心暗鬼
明日以降、さらに売買代金が膨らんでくれば、言うことないのですが、果たして今度はどうなることやら。それでも、中・長期で今の株価を見れば、買いで正解だと思うし、細かいことは気にすることもないのかな。
日経平均パラボリック




2003年1月14日 日経平均株価8,553.06(+82.61)
米国株が堅調だったことを好感し、日経平均は5日ぶりに反発しました。久々の上昇なので、今日は細かいことはいいません。

株式落第生
先日、古本屋でこんな本を見つけました。

表紙の日経ダウでピンと来た方はかなりベテランの人かな?実は22年前の本です。当時は日経平均ではなく日経ダウと呼ばれていました。私が株を始めたのは、これよりずっと後ですが、当時の担当の証券マンが、いつもダウと言っていたので、私もいまだにダウと言うクセが抜けないで困っています。

昭和57年の日経平均の最安値は6849円、NYダウは776ドルです。NYダウの値段には驚きですね。22年間で、なぜこんなにアメリカと差がついてしまったのでしょう。これは日本人ひとりひとりが、考えなければならない問題だと思います。

ちなみに22年前のズバリ一押し銘柄は、松下・味の素・東レでした。参考になるかな?



2003年1月13日 日経平均株価8,470.45(休日)
いま、日本中の街から商店街が消えようとしています。私の住んでいる地域の商店街も大型店の進出により、シャッターが降りたままになる店が目に付きます。こういうのを最近、”消店街”と言うのだそうで、なんだか寂しい話ですね。夕方の賑やかな商店街は、なんとも言えない雰囲気があり、個人的には好きだったのですがね。

優勝劣敗・市場原理主義の理論で行けば、競争に勝てない弱者は切り捨てられて行くのでしょうが、それをすべて肯定的に考えることは私には出来ません。株をやっていてこんなことを言うのは変かも知れませんが、すべてにおいて利便性や利益を優先する社会が果たして正解なのだろうかと思うのです。以前の私なら、こんなことは考えなかったろうに・・ 歳をとった証拠かな?