本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク


2002年7月5日 日経平均株価10,826.09(+193.28)
テロ再発懸念の後退で市場には安心感が広がったようです。それにしても此処まで素直に市場が反応するとは思いませんでした。決して悪いことを祈る訳ではありませんが、テロは365日いつ起きても不思議ではありません。それとも別の大きな力が働いているのでしょうか?ともあれチャート上は戻りを試す展開になりました。

本日はタキロン(4215)を5000株利食いました。利益は僅か6万でしたが、持っていた日数を考えれば、まあまあでしょう。これでポジションはキユーソー流通の1000株だけになってしまいました。週末は来週どのように行動すべきか、クールヘッドでゆっくり考えたいと思います。




2002年7月4日 日経平均株価10,632.81(-179.49)
2日間だいぶ無理なことをやったので、今日の下げは仕方のない所でしょう。

本日はちょっと違った話をします。よく言ってることがコロコロ変わるのはけしからんと怒る人がいますね。果たしてそうでしょうか?経済情勢は刻一刻と変化しているし、ましてや自分がポジションを持ってれば、考えにバイアスも掛かって来るのは当然かと私は思います。1年中弱気な人、逆に強気な人もいますが、その人は評論家で自分の金でポジションなど持ったことが無いのでしょう。相場は所詮二分の一の確率の世界です。どちらか一方を常に言っとけば必ず半分は当たるのです。ずる賢くある意味、確信犯的な人だと私は思います。あえて誰とはいいませんが・・ それに対し実践家の人の考えが変わるのは、良くも悪くも一生懸命考えてるなぁと思い、私には許せるのです。(評論家でコロコロ変わる人は・・ですね。)



2002年7月3日 日経平均株価10,812.30(+189.98)
昨日と同じように後場寄り後、先物にまとまった買いが入り、大きく続伸した。噂のコウテキ資金ですかね?何とも首をかしげたくなるような相場でした。

引けに掛けての急進は、スクイーズも多少あったように思います。でも、まさかまさかと言ってるうちに流れが変わってしまうことって往々にしてあるんですよね。しかし今度はNYが上がっても東京は下がるのではないでしょうか?本日は、キユーソー流通を1021円で500株利食いました。その他、指値で現物買いを数銘柄に出していたのですが、すべて入りませんでした。追いかけるのは、嫌いなのでしょうがありません。



2002年7月2日 日経平均株価10,622.32(+26.88)
一時220円安までありましたが、終わってみればプラスの高値引けです。年金資金から買いが入ったらしく、まぁいずれにせよ、このところナスダックとの相関係数が高くなっていたので、今日の上げは歓迎です。

しかしアメリカは大変なことになってますね。日本と違いアメリカは一般の人も株や投信などにかなり投資をしています。先週の日経新聞では市場から既に44兆ものリスク・マネーが消えたと書いてありました。その結果起こる逆資産効果(家計のバランスシート不況)は避けられないでしょう。そして一番大切な市場流動性の低下も不可避となり、日本の二の舞になるのでしょうか? まあアメリカは回りにいるスタッフが優秀ですからそんなことにはならないと思いますが・・ その点、日本はバブルの清算も最終段階ですね。(こんなに時間を掛けたのは政府及び日銀の無能によるものだが)これからの政策次第でアメリカに変わり、再び甦ることも可能だと思います。それだけのポテンシャルを日本は持っているのだから。



2002年7月1日 日経平均株価10,595.44(-26.40)
良く言えば落ち着いた、悪く言えば、あまりヤル気のない相場に見受けられました。上値を積極的に買って行く展開には暫くならないでしょう。

チャートからは、3月11日・5月21日の高値12000円付近で綺麗なダブルトップを形成してしまい、これが今年の高値になってしまう可能性も5割位あるのではないでしょうか。しかし個別銘柄で見れば面白い株が沢山あります。要は我々投資家はチャートがうねれば値幅が取れる訳で、日経平均をそんなに気にする必要はないと思います。

今週の米国市場はアク抜けしつつありますが、7月4日のIndependence Dayを控えテロの懸念なども有り、ボラティリティーは縮小しそうです。本日は売り買い無しです。