今週の独り言の更新を随分さぼってきました。今年の独り言に変えた方がいいかも知れませんね。
お詫びと言ってはなんですが、今回は私の恥ずかしい昔話をしようと思います。今を遡ること数十年前、私の中学時代の話になります。
今もやっているのかは知りませんが、私の通っていた中学では、冬になると男子の体育は柔道をやることになっていました。当時、ちょっと不良で腕力に自信があった私は、人を投げ飛ばすのが嬉しく、また勝手に強いと思い込んでいました。そんな時、私の目に留まったのが同じクラスのK君でした。彼は体格はいいものの、普段はおとなしい性格で、気にもとめていなかったのですが、なぜか柔道がやたらに強いのです。当然、私としては面白くない訳で、ある日、どちらが強いか白黒つけようじゃないかと、彼を挑発し、教師がいなくなった隙に試合をやりました。

後で分かったことなんですが、彼は都大会でも常に上位に入賞する実力者で、過去に2人を病院送りにしている、とんでもない奴でした。腕力に自信があっても柔道に関しては、ど素人の私が勝てる相手ではありません。組んでから30秒もしないうちに強烈な背負い投げをくらいました。いままで人を投げることはあっても、本格的に投げられた経験のない私は、受身も知りませでした。とにかく無様に投げられたくないと言う一心で、投げられながら咄嗟に手のひらを畳につきました。しかし、その衝撃で左肘をかなり複雑に骨折してしまいました。左肘を伸ばすと、いまだに変な音がしますから、かなり重症だったのかも知れません。
なんでこんな無様な話をしたかと言うと、トレードと共通点が沢山あるからです。
@相手を投げることばかり考え、自分が投げれることを考えていなかった。
儲けることばかり考え、自分が負けることを考えていない、リスク管理が欠如した投資家。
A相手に投げられたとき受身を知らなかった。
ヘッジや損切りが出来ない投資家。
B無様に投げられたくない為に、悪あがきをし大怪我をした。
負けを認めず、ナンピンをして大怪我をする投資家。
マーケットと言うのは、常に自分より強い存在なわけですから、負けるのは当たり前です。投げられた時は、素直に負ければ良いのです。ただ受身を知らなかったり、下手に悪あがきをすると、以前の私のように大怪我をします。投資家がまず学ぶべきなのは、柔道と同じで、相手を投げること(儲けること)ではなく、受身を覚えることだと思います。
|