君もオレ流だろ?/テクニカル分析の再考

今週の独り言



君もオレ流だろ? 2005年3月26日

落合君もオレ流だろ? と言うコマーシャルがありますが、こと投資に関して言えば、何々流などあるはずが無く、全てオレ流しかないんだと思います。

資金が100万円の人と1億円の人とでは、トレード手法から銘柄選択まで違ってきますし、トレード環境で考えてもサラリーマンと専業の人とでは、売買タイミング、時間軸も違うものとなるでしょう。年齢にしても、破産してもまだやり直せる20代の人と、破産したら取り返しのつかない60代の人とでは、リスクの取り方が違ってくるのは、これまた当然のことです。

ですから、この方法で儲けたと言う人が居ても、あくまでそれは、その人のおかれている環境に適したやり方であり、万人がそのまま真似しても、上手く行くはずがないのです。それどころか危険でさえあります。いろんな人のやり方を見て、参考にするのはトレードに関する自分の見識を広げることになるし、有益だと思いますが、そのまま真似をしても意味ありません。

株式投資は、オレ流しかないし、オレ流で良いのです。



カラスに注意! 2005年3月20日

毎回、堅い話が多いので今日は日常の出来事を。実は今日、町を歩いていてカラスに襲撃され負傷しました。なぜ襲われたのか分からなかったので、サイトを検索したらカラスのお話と言うページに詳しく書かれていました。なんでも繁殖の邪魔をされたくないからと言うことですが、幾ら私が暇人でもカラスの繁殖まで邪魔しませんよ。全く・・・

どうやってカラスは人を襲うか
 1.敵がくるとまずは注意してみています。
 2.次に存在を誇示するため、カアカアと大きな声で鳴きます。
 3.そして鳴きながら旋回して威嚇をします。
 4.自分がとまっている木にくちばしをこすりつけ・・。
 5.さらにとまり木の小枝を折ります
 6.そして、目標めがけて投下。
 7.「カッ、カッ」などと鳴いた場合は、非常に怒っている証拠。
 8.それでも人間が鈍感な場合や、そのカラスがヤンキーな場合は、人間の背後から、後ろ足で蹴ります。くちばしでつつかれたと勘違いする人もいますが、それは間違い。後ろ足の爪で攻撃するのです。強烈です。

確かに私は鈍感な人間に分類されるかも知れませんが、「カッ、カッ」と「カ~、カ~」の違いまで注意して町を歩いていません(笑) 今日などもカラスが鳴いていたのかも記憶に無いぐらいですから・・・ それとも今日のカラスはとんでもないヤンキーで、いきなり私の後頭部に飛び蹴りを入れたくなったのかしら?
烏
強烈のと言うのは紛れも無い事実です。例えるならヤンキーに思いっきり平手で頭を叩かれたぐらいの衝撃です! しかも後ろ足の爪が曲者で、私は後頭部から若干ですが出血までしました。今も頭がヒリヒリしています。みなさん笑っている場合ではありませんよ。私のようにならないよう、町を歩く時はカラスには注意しましょう!



株の技術 2005年2月6日

勝負事には運とかツキとかが深く関与してくることがあります。将棋や囲碁のように100%技術の勝負事は初心者がプロに勝てる確率はまずゼロです。しかし、これが株になってくると、かなり怪しくなります。株を始めたばかりの初心者がたまたま買った株が大当たりして、大儲けしたなんて話はザラにありますよね。つまり株は運とかツキが入る余地もあるので将棋のように常に実力者が勝つとは限りません。

個人的には株は技術も運も入る余地のある勝負事なんだと思います。これに近いものを探せば麻雀でしょう。麻雀は初心者がたまたま大勝することもありますが、回数を重ねれば、やはり上手い人の方に金は流れているものです。運と言うのはランダムな現象で、いつまでも続くものではないので、回数を重ねるほど、もう一つの要素である技術の差が大きく影響してきます。

それでは株の技術とは何だと言う話になりますが、資金管理の能力、チャート分析、ファンダメンタル分析などが上げられると思いますが、個人的に優先順位をつけると、資金管理>チャート分析>ファンダメンタル分析と言う順ですかね。資金管理と言うと地味な分野で、本を書いても売れないのか、殆ど蔑ろにされているのは残念です。

つまりロスカットをきちんとできる能力、余裕資金を持たせることで冷静に市場を見られる能力、急落時に買いにいける資金を温存させているなども、すべて資金管理の範疇に入ると思います。常に資金一杯のポジションを取る人で成功している人は私の知る限り皆無です。例えその日にポジションを閉じるデイトレードでも過剰なポジションは冷静さを無くすので避けるべきです。チャート分析、ファンダメンタル分析などが幾ら優れていても、資金管理がいい加減な人は、どこかで大きくやられて退場して行きます。逆にチャート分析、ファンダメンタル分析がさっぱりでも、資金管理を確りやってる人は大負けをしないので、コツコツ儲けてプラスになっているものです。

冷静さを無くすポジションと言うのは、人それぞれ資金力も違うので、100万の人もいれば、1000万、3000万の人もいるでしょう。一つの目安として、その株を買うときに心臓がドキドキするのであれば、その人にとって既に過剰なポジションだと言うことです。スーパーで松坂牛を買う時に、ドキドキするようであれば、それは貴方にとって過剰な買い物なのです(笑)




損を拡大させる人間心理 2005年1月10日

株の売買もそうですが、日常生活でも我々は、日々選択の連続です。当然、そのつどベストと思われる選択肢を選んでいることでしょうが、果たして本当にそうなのでしょうか?

ケース1
20万円で買ったノートパソコンの液晶が壊れました。メーカーに修理の見積もりをして貰ったら、7万円の回答です。貴方は高いなぁと思いながらも、渋々修理に出しました。その後、暫くは普通に使えていましたが、こんどはハードディスクとCPUも壊れてしまいメーカーに問い合わせたら、マザーボードも取替えなければダメですね。これは買い換えた方が安いかも知れませんよ。なんて言われたらどうでしょう。実際そうだとしても先に投資した7万円が無駄になってしまうので決断ができません。損を抱えている投資家心理と同じです。

ケース2
結婚詐欺のプロの手口は、まず相手に金を借りるそうです。最初は少ない金額で徐々に大きくして行きます。騙されている方も、途中でこれは変だと感じるのでしょうが、相当額を既に相手に継ぎこんだ状態になれば、その金を無駄にしたくないので、逆に離れられない心理状態になってしまうのだそうです。損切りできない投資家心理と同じですね。

この他にも、夫婦関係、個人対会社の関係と例はいくらでも挙げられます。

つまり人間と言うのは、損をしたく無いが為に、最初はもっとも精神的に負担の少ない方法(株で言えばナンピン)で解決策を模索しますが、結果的に損(被害)を拡大させてしまうことが多い。これは理屈ではなく人間の本能がそうさせるのです。これを防ぐことは難しいのですが、人間と言うのは元々そう言うものなんだと認識していれば、少しは違うと思います。昔から言われる、「損して得とれ」とか「負けるが勝ち」などは行動ファイナンス的にも、あんがい的を射た言葉なのかも知れません。



テクニカル分析の再考 2004年12月11日

ファンダメンタルズ分析やアナリストレポートなどに私が否定的なのは、個人投資家は常に情報を遅れて受け取る側にしかなれないからです。情報を発信する側と遅れて受け取る側では、どちらが有利かなど、論じるまでもありません。彼等の裏を読み、常に出し抜けるスキルのある人なら別でしょうが、金も組織力も無い個人では彼等の手玉にとられるのは当然の成行きでしょう。

では、テクニカル分析はと言うと、少なくともそのような不利は無いわけですが、欠陥はないかと言えば、そんなことは無く、かなりいい加減で怪しい面も多く含んでいます。それは私も認めています。

相場参加者の中にはテクニカル分析を徹底的に非難し、嫌う人もいます。彼等の言い分は過去の株価の推移から未来を予測するなど、非科学的で、まさにオカルトの範疇であると言うのです。まぁそれも理解できますが、そこまで言ったら、ファンダにしろテクニカルにしろ、例えば北朝鮮が日本にミサイルを撃ってくれば、どちらもなんの役にも立たない訳で、そもそも人間が未来を予測するなどと言う行為は、神の領域を超えた越権行為なんだと思いますね。

ちょっと話がずれましたが、テクニカル分析がオカルトの世界じゃないことを説明したいと思います。まず、あるテクニカル分析が、市場参加者全員の支持を得たとしたらどうなると思いますか?こんなことは理論上、まず有り得ないが、売りと買いが常にどちらか一方に偏る0か1かのデジタル相場に成り、そのテクニカル分析はもとより、市場そのものが機能しなくなります。

結論から言うと最適な数の支持者を得ているテクニカル分析はそれ成りに機能するのです。一つの例として一目均衡表と言うチャートがありますが、ローソク足が基準線や雲を抜けたら買いで、その逆は売りと解釈している人が、全相場参加者の50%ぐらい居るとします。そしてこの人達の、何パーセントかが、実際にその瞬間に売買注文を出します。ですから分足でもそうですが、雲を抜けた後に動きが加速することが多いと言う訳です。相場参加者の中にはチャートなど一切見ないで、売買している人も多いので、逆に適度に機能するのです。

では、自分が新たに考えたテクニカル分析はどうかと言うと、これはものにもよりますが、余り特殊なものを作ると、はっきり言って機能しないと思いますね。支持者が多すぎても機能しないが、上記に書いたようにある一定の支持者がいないと、相乗効果が現れないので、効果は限定的でしょう。ここで問題なのが、最適な支持数と言うことになりますが、これは調べようもないので、はっきり言って分かりません。個人的な感覚としては否定派と肯定派が、ほぼ均衡している状態がベストだと思います。

ただテクニカルを否定する人が、いなくなれば、テクニカル分析は機能しなくなると言うのも皮肉な話ではありますが・・・