シミュレーション売買の功罪/インテリジェンスとインフォメーション

今週の独り言



自己責任とは 2003年4月5日

このHPの読者層が、どの様な人達で構成されているかは分かりませんが、自分がサラリーマンなので、今回その立場から自己責任を考えて見たいと思います。

仕事が、きつい・忙しい等と言っても、所詮サラリーマン(公務員含む)ほど甘い職業はありません。例え仕事でミスをしても、来月の給料はきちんと支払われる事でしょうし、其処には心理的プレッシャーもありません。およそ自己責任とは無縁の職業ではないでしょうか。

株で損をする人が多いのは、自己責任のプレッシャーに耐えられないからだと思います。一旦ポジションを持てば、新人もベテランもありません。すべての結果に対して自分で責任を負わなければなりません(自己責任)ぬるま湯で生きてきたサラリーマンなど、自分のポジションがちょっと逆に動いたりすると、パニックになり感情的に相場と対じしてしまうから、余計損失が拡大してしまうのでしょう。それで「やっぱり株は怖い」などと言われても、ちょっと返答に困ってしまいます。

自分の感情をコントロール出来ない人は、傷の浅いうちに株はやめた方が良いと思います。周りが迷惑ですから・・・ ちょっと言い過ぎでしょうか?



シミュレーション売買の功罪 2003年3月29日

インターネットが普及し、現在、シミュレーションによる株式売買が盛んだが、どうなんでしょう。私は株を始めたいと言う人にアドバイスする時、シミュレーションはやるなと、いつも言っています。ただ初心者が1回か2回、取引の流れを把握したい時に利用するのは、便利でその有効性は認めますが、いつまでもやるものではありません。

株で一番難しいのは、自分の精神状態をいかにコントロール出来るかです。それが必要ないシミュレーションで1万回取引しようが、1億儲けようが実戦では何の役にも立たないし、むしろ後に実戦に移った時、害になる可能性の方が高いと思います。

竹刀で戦ったら1番の人と、さして強くもないが真剣の勝負をくぐり抜けてきた人では、勝負は見えていますね。竹刀でしか戦ったことのない人(緊張感のない取引をしてきた人)はあっと言う間に斬られるでしょう。シミュレーションで1万回取引するよりも、ミニ株でも実戦で1回取引する方が、遥かに得られる物は多いと思いますよ。



インテリジェンスとインフォメーション 2003年3月22日

昨日、フセイン大統領をピンポイントで狙った攻撃は、CIA諜報員からの情報? によるものだそうです。私はテレビを見ていてこの情報という言葉の使われ方にちょっと違和感を感じました。インテリジェンスとインフォメーションはどちらも情報という意味がありますが、インテリジェンスは知性・知能であり、インフォメーションは単にお知らせという意味です。(CIAのIはIntelligence、ITのIはInformation )

日本ではどちらも情報と言う一つの単語で片付けられてしまうので、情報という言葉に私たちが感じるのは、なんか安っぽいイメージですが、しかし、真の情報というのは知性・知能だというのを忘れてはいけません。昨日のCIA諜報員からの情報は、自分の生命の危険をもかけて得たインテリジェンスであり、これをインフォメーションと混同している、お気楽な日本人に理解できるのかな。

株式投資でも役に立たない悪質なインフォメーションは巷に溢れていますが、そんなものに目を奪われていては、投資家失格ですよね。