| 人は石垣人は城。 | 2003年2月8日 | ||||||
人は石垣人は城 武田節の有名な一節。信玄は人材を大切にし、自領に城を築かなか ったことで有名だ。 現在、不思議なことが起こっております。不況と言われながら東京証券取引所に 上場する企業の6分の1が過去最高益を更新するとか、これには過酷なリストラがかなり 貢献しているのではないだろうか。 私はリストラを否定も肯定もしないが、経営ミスの責任を社員に転嫁するようなリストラ をする会社は個人的には許せないし、そんな会社は仮に一時的にリストラで業績が好転 したとしても、アホな経営者が居る限りまた同じ失敗を繰り返すであろう。 事実そのような会社を私はよく見て知っている。 以前、私が勤めていた一部上場の電気会社も、リストラのやり過ぎで社内に活気が 無くなり、そして解雇される時のボロ雑巾のような扱いを見ている残った社員も当然 やる気が出るはずも無く、優秀な人材まで流失し結局、倒産してしまった。 私はリストラされる前にそんな会社はロスカット(損切り)してやったが・・ まだ日本とアメリカでは労働に関する環境も意識も違うのに、なんでもアメリカの マネをすれば良くなると思っている経営者は少し考えた方がいい。 ここで青臭いことを言うつもりは無いが、結局、人を大切にしない企業というのは、 人(従業員・株主)からも大切にされないであろう。 私は近い将来、人材不足の時代が必ず来ると思う。 驕るなよ経営者! |
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| 自分ひとりで相場をやってるんじゃない。 | 2003年2月1日 | ||||||
| 初心者の人にありがちな考えだが、自分が買った瞬間から株が上がらなければ 気がすまない人がいる。まったく何を勘違いしているのでしょう? 株価と言うのは、市場参加者の欲望・思惑などが複雑に絡み合い形成されている。 貴方の事情などまったく関係ないのです。 例え、リストラされ生活費を稼がなければいけない事情があろうが、家族の入院費が 必要であろうが、そんなことは、マーケットには関係ないのです。 相場とは非情な世界、個人的な期待や願望、私情などは歯牙にもかけてくれないことを まず肝に銘じておかなければならない。 そもそも、自分やその周りに心配ごとがある場合は、相場を張るべきではないと思う。 そのような状況下では、かなりのベテランでも冷静な状況判断が出来なくなるものです。 私にも経験があるが、そのような時に無理して取引をやっていたら、あっと言う間に 多額の含み損を抱え、まさに踏んだり蹴ったりの状態になり、それを取り返すのに2年 近く掛かったこともあります。 私の相場観に少なからず影響を与えた、是川銀蔵氏も一度だけ相場に私情を持ち込ん だことがある。長男の癌を直したい為に、当時OH−1という制癌剤を開発していた 持田製薬を買いまくり、最終的に100億の損を出してしまったのだ。 聡明で冷静な氏をもってしても、このようなことになってしまう、人間なら誰しも是川氏の 気持ちは理解できるが、相場はそれさえも許してくれない冷酷なものなのだ。 是川氏の名前が出たので彼の【カメ三原則】を紹介します。 @銘柄は水面下にある優良なものを選んでいって持つこと。 A経済、相場の動きからは常に目を離さず自分で勉強する。 B過大な思惑はせず、手持ちの資金の中で行動する。 |
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| 持ち株の売り時は? | 2003年1月25日 | ||||||
| 今週は久しぶりに株の話をしたいと思います。 何年株をやっていても難しいのは、利益が出ている持ち株の売り時ではないでしょうか。 それは欲が邪魔をするからです。 株を買うときも、欲は当然あります。誰も損しようと思って買う人はいませんものね。 ただこの時の欲は、自分を後押ししてくれる欲なので、まだ良いのですが、対して 売る時は、欲に後ろから引っ張られます。 株を売る時は、この欲を振り切らなければならなく、買う時より5倍位の エネルギーが必要なのではないでしょうか。 誰もが知ってる株の格言で【頭とシッポは猫にくれてやれ】というのがあります。 言葉も意味も簡単ですが、よく考えると非常に奥の深い格言だと思います。 これは人間の際限ない欲を、厳に戒めた言葉だと思います。 人間、株に限らず欲をかきすぎると、ろくなことはありません。 私自身、15年株をやっていますが、その年の天井で売れたことなど、ただの一度も ありません。天井で売れるなど恐らく宝くじに当たる位の確立ではないでしょうか。 私は、もう割り切ってしまっていて、たとえ少ない利益でも、売ろうと思ったら 【利食いして破産した人はいない】と自分に言い聞かせ、売ってしまいます。 ただあまり売買が小さくなってしまうのも拙いので、その辺のバランスは微妙ですね。 |
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